毎年、180万台以上のI/Oモジュールをお客様にご導入いただいています。
最大の価格性能比を目指した先進的な設備コンセプトの導入は、企業全体として、確かなメリットをもたらします。しかし、新しいコンセプトの創造に伴って、関わるすべての部門や関係者の利益をきちんと認識することを忘れてはいけません。
ソフトウェアエンジニアが得られるメリット(導入するソリューションにより差はあります。):
機械やプラントのモジュール化は、将来のビジネスモデルと考えられています。そして、標準化されたメカトロニクスユニットは需要に応じた柔軟な組み立てが強みです。MVK Fusionにより、Murrelektronikはこのモジュール化のアイデアをシンプルな方法で実現するフィールドバス製品を開発しました。
PROFINET/PROFIsafeモジュールは、設置技術の3つの基本機能を1つのコンパクトなモジュールに詰め込んだ製品です。
この組み合わせは非常に革新的と言えます。MVK Fusionを使用することで、1台のモジュラーユニットに必要なフィールドバスモジュールの数を削減させることができ、1台のみで全てをまかなえる可能性もあります。このように、当機器は多くのオートメーションアプリケーションに魅力的なチャンスを提供し、利用者の方々からはたくさんの満足のお声を頂いています。
私たちは最適なソリューションが見つかるまで、根気強くお客様をお手伝いいたします。当社のアプリケーションエンジニアは、在庫管理、設置コンセプトの作成、最適なバリエーションの選択等においてサポートを提供しています。
MVK Fusionフィールドバスモジュールの接続は、プッシュプル接続技術を使用して実行されます。この技術によって、ワンクリックでフィールドバスと電源コネクタを迅速に取り付けることが可能になりました。ドイツを代表する産業である自動車メーカーが、公式仕様にプッシュプルを採用するのはなぜなのでしょうか?—そしてそれは、他分野の機械やプラントメーカーにとっても正しい選択と言えるのでしょうか?
高速プッシュプル接続方式は、自動車業界のシンクタンクに起源を持っています。これこそ、当技術が他の多くの産業やアプリケーションにとっても非常に魅力的なソリューションとなりうる一つの理由です。プッシュプルコネクタの大きな利点は、組み立てが数ステップで完了し、接続時間の短縮を図れるところです。
ケーブルの長さを正確に決められるのは機械部品を組み立てる段階になってから…。そこでこそ自己組み立て式のプッシュプルコネクタの出番です!Murrelektronikがメートル単位のドラムで販売しているケーブルと組み合わせることで、センチメートル単位に正確に切断された接続ケーブルを現場で「製作する」ことができます。
プッシュプル接続技術を備えるMVK Fusionは、プラントや機械を設置する際のよりプロフェッショナルな作業運びに向けて選択肢の一つに立候補させるべき、高速かつ柔軟なソリューションです。活用例:大型物流ユニットのプラント構造