分散型、フレキシブル、フィールドバスに依存しない
Cubeは、分散型の設置コンセプトを目指して設計されたモジュール式フィールドバスシステム。その柔軟性を活かし、あらゆる利用形態に適したソリューションを簡単に設計できます。
Cubeは、優れた機能性、プラグイン接続、頑丈でコンパクトなデザイン、完全樹脂充填された本体、多機能デジタルチャンネル、そしてIP20からIP69kまでの保護等級を兼ね備えています。IOモジュールはセンサとアクチュエータのすぐ側に設置できる程コンパクトで、IOモジュールからバスノードへ接続するシステムケーブルは、データと電力の両方が一本のケーブルで配線できるよう設計されています。 また、優れた診断機能により、万が一問題が発生した際も、迅速な解決が可能です。分散型アプローチにより省スペースを実現しつつ、制御盤内のIOに関わる端子台数を削減し制御盤の小型化をすることが可能です。
Cube製品は、シンプルな設計、組み立てのしやすさ、人為的ミスがないコミッショニング 、効率的な運転のためのシステム稼働時間の最大化など、機械のライフサイクル全体にわたって優れた費用対効果を発揮します。
Cubeシステムを使用したフィールドバスソリューションをもっと詳しく
バスノードは、PLCに繋げるためのCubeシステムのインターフェースです。スマート負荷回路制御(Mico)を使用して電流を監視しながら、システムおよび接続されたすべてのセンサとアクチュエータに電力を供給します。
PLCとそれに伴うフィールドバスに関係なく、装置のコンセプトは常に同じであるため、バスノードを交換するだけでフィールドバスに合わせて簡単にご使用いただけます。 Murrelektronikは、多くのフィールドバスシステム用にバスノードを提供しています。
システムケーブルはモジュールをバスノードに接続します。これにより、データと電力の両方が転送されるため、設置工数軽減に貢献します。
豊富なモジュールの選択肢(デジタル、アナログ、幅広い機能)が、現場での柔軟で効率的な設置を可能にします。
Cube20は、分電盤や端子箱(IP20)からの入出力信号を、経済的である分散法式でCubeシステムへ統合します。
Cubeシステムで、制御盤内(IP20)とフィールド(IP67)間の接続を簡単に。
Cube67は、IP67規格製品用の分散型、拡張可能なモジュール式フィールドバスI/Oシステムです。ユーザー目線の設置コンセプトを可能にし、機械・装置末端のセンサやアクチュエータのすぐ横に設置することで、あらゆる利用形態に完全に適応することができます。システムケーブルは、モジュールとバスノードを接続し、データと電力の両方を転送します。
Cube20は、制御盤内用の拡張可能なモジュール式フィールドバスI/Oシステムです。自立型のユニットとして、またはCube67と組み合わせて動作させることができます。本製品は、近年の制御盤配線への要求を参考に設計されました。普段、多くの個別コンポーネントを取り扱うことで発生してしまう高いコストは、Cube20を使用することで最小限に抑えることができます。
あなたの利用形態に合ったシステムソリューションを
MOMは動作中にコントローラを通して、個々のCube I/Oモジュールのオン/オフ切り替えをサポートしています。これは、モジュール式の機械構成、容易なツール交換、IO拡張度の異なる標準機械、オプション機械部品の取り付け、そして一連のコミッショニングの基盤となる機能です。MOMは優れたシステムの柔軟性を提供しながら、設計計画や文書化の作業量削減を実現します。