Cube67 診断ゲートウェイ

コミッショニングエンジニア、メンテナンス及び、機械オペレーター様のためのメリット
MurreklektronikのCubeフィールドバスシステムは、幅広い診断オプションを提供いたします。診断ゲートウェイは、イーサネットインターフェースを介し、プラグ・アンド・プレイでデータにアクセスできる仕様となっています。こうすることで、実装を容易に行うことができ、機器の可用性を最大限に保ちながら、万が一障害が発生した場合でも明確な改善策を受け取ることができます。
- コミッショニングエンジニアリングでは、診断ゲートウェイがCubeシステムのトポロジーを調査することで、設置障害を早期に検出することが可能です。
- マシンサービス要員の皆様は、診断ゲートウェイを一時的に統合することで、迅速にエラーを識別していただくことが可能となります。この方式は、機械の適格性確認テスト等に向いています。また、恒久的な統合の利用例としましては、フィールドサポートのリモートアクセスによるガイドなどが挙げられます。
- 診断ゲートウェイをシステムに恒久的に組み込むことで、マシン、システムオペレータの皆様は潜在的な問題に早期に対応することができます。万が一トラブルが発生した場合でも、改善策がすでに具現化されているため、技術者は修理時に適切な部品を瞬時に把握し、持ち込むことが可能になります。

Cube67診断ゲートウェイは、あなたの言葉で情報発信します
- 追加のプログラミング不要で診断、トポロジー調査が可能
- ゲートウェイは、CubeバスノードとCube装置との最大4本の分岐線間に簡単に埋め込んでご使用いただけます
- Cubeシリーズ全てのバスノードに対応可能(旧モジュールとの下位互換性あり)
- ブラウザ、プラットフォームに依存することのないCubeのトポロジー、データ処理、そして診断情報手段
- 万が一「揮発性のエラー」が発生した場合に備えた診断メモリ(ログブック)
- 平文でエラーメッセージを任意で作成し、分かりやすいエラー表示に変更可能
- フィールドバスと制御システムから完全に自立したシステム
- Industry4.0への移行に向けた基盤として、標準的なOPC UAインターフェースによるデータ提供
リモートメンテナンスでの高い一次解決率
Cubeを使えば、いつでもどこでも、機器のIOレベルで何が起こっているのかを把握することができます。これによって、エラーやボトルネックが顕在化した際にも、先行的な対応が可能となります(予知保全)。広範囲の処理および診断データは、PLCまたはフィールドバスにから独立したCube67診断ゲートウェイに引き渡されます。こうすることで、リモートアクセスによる高い一次解決率を達成することができます。
Cube67診断ゲートウェイ用Webサーバー
ユーザーには、Cubeシステムと診断ゲートウェイの概要(接続データ、システム電圧、電流)が一目でわかる仕様になっています。

システムのトポロジーを表とグラフィック形式で明確に表現、すべての処理データと診断データをライブ状態で表示します。

正確でわかりやすい説明文、効果の解説およびエラーの解決方法に関する情報まで盛り込まれた、詳しい診断とシステムメッセージ。

Cubeシステムを使用したフィールドバスソリューションをもっと詳しく